四国巨樹探訪旅 高知の巨樹旅の始まり

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K-1 mark2 / HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR

 これ、いい写真だな。
 なんで載せなかったんだ?

 ……ってことで、前述の国の特別天然記念物「杉の大杉」に念願かなって初対面を果たした巨樹愛好家の図。
 お二人に一歩出遅れた狛は、うわっ、あれっ、とか、背伸びして撮っていました。
 すごい着手速度だった。

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 振り返って。
 朝5時、高知でナンバーワンのホテルでさっそく目が覚めます。
 昨日の肉体疲労で寝つきは大変よく、回復もよい。せっかくナンバーワ……もうこれやめてもいいですか? 
 二度寝するかどうかをよくよく考えてみたんですが、なにしろおうちから900キロも離れたところで迎えた朝だったので、寝ていてはもったいないという結論に至りました。

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 まあ、そう言って何をするのかというと、街を徘徊するんですけどね。
 この辺は書き文字が魅力的な看板がやたら多かったなあ。

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 高知の南国ぶりはすごい。
 なるほど、わかる、今日も30度を超える……そういう、大気の力みのような感じを朝5時でも感じます。
 5月5時でもTシャツでうろうろできる。
 ちびちび撮った高知市のスナップは、のちほど載せて行こうと思います。

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 うん、思った通り、見どころや拾い物の多い街でした。
 ぜひまたカメラをぶら下げて歩きたいものです。
 もちろん巨樹の写真もしっかり撮りたいですが、一度はちゃんと車を降りないと旅の心が満足しないようにも思いますね。
 そういう時に、歩きたい気持ちにさせてくれる街に泊まれるというのは実にいい。

 さて、高知でナンバーワンのホテルへと戻り、朝食の菓子パンをかじってもまだ時間があります。
 相変わらず部屋中、ベッドの下までナンバーワンを探すのですが、ついに見つからないし……と、「せっかくだから」というあまり積極的でない動機で行った屋上露天風呂が、高知でナンバーワンでした。
 南国の空の下、謳い文句どおり高知市を一望に見渡せる。これは気持ちいい!
 開放感のあまり、下から見えちゃわないかしら? あるいは、波を立てたら下界の人にかかっちゃうんじゃないかしら? というような心配をするほどでした。
 こんな風呂があるんだったら、次高知に来る時に再予約するのもやぶさかではない。
 早く言ってくださいよ。


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 そんなこんなで8時半。
 昨晩あれからひとりで鍋焼きラーメンまで食いに行ったらしいto-fuさん、道中にある店のことなど説明してくれる事情通のRYO-JI さんと合流、高層駐車場からフォレスター号を奪還し、旅を再開させました。
 楽しく走って、あれよあれよと大豊町まで来ました。

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 地図だと、このへん。
 本日は高知を北上しつつ、並みいる巨樹たちを探訪していきます。 
 まず第一ポイントとして……いきなり巨樹界の大カリスマが登場。
 
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 いきなりクライマックス、最初からメインイベント。
 実は昨日、寄ろうと思えば寄れた位置関係です。
 しかし、色々回って疲れ、摩耗した感性で対峙するのは惜しすぎる、だったら次の日に回すぜ! と、そういう作戦。

 もう、すぐ近くなんですが、うまくしたもので、ここからでは見えなくなっているんですね。
 to-fuさんはこの道の駅で、しらたきだかこんにゃくだか、なんかその手のものを買っていました(報告)。 

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 「杉の大杉」は、全国的にも大変に有名な巨樹です。
 もちろん、町の重要な観光資源になっている。
 「杉の大杉」なんて、呼べば呼ぶほど妙な名前ですが、要するに、この大杉があったところに人々が住まうようになり、杉という村を作ったという由縁です。
 「すぎにあるすぎのおおすぎおおきすぎ、すぎっていいすぎ」
 と覚えるといいと思います(うるさい)。

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 そうして。
 杉の大杉に念願の対面を果たしてから1時間半……めいめい、時を忘れて夢中に撮り続けました。
 何枚撮ったのだろうとカウントしてみると、自分は、ほぼ200枚。
 連射で撮るようなものではないですし、ひとつの対象とじっくり向かいあいながら撮ってこの枚数というのは、自分としては結構なものです。
 それだけこの巨樹が色々な顔を見せてくれたということでもあるし、我々の技術なぞは到底歯が立たないということでもある。
 そういう経験ができたことを、本当にありがたく思います。

 巨樹探訪記「杉の大杉」も、いつもより力を入れて書いたように思います。
 お読みでない方はぜひ。笑


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 全力を尽くし、ややフラフラして出てくるとすでにお昼、ただ写真撮ってるだけのように見えますが、けっこうエネルギー使ってます……。
 すると、事情通のRYO-JIさんが言うではありませんか。
 「この先に、いい店がある」。

 もちろん、満場一致で走ります。
 高速のインターがあるとは言え、大豊町は山に囲まれたのどかなところですが、そこに突如、屈強な男たちが列をなしている店が出現するではありませんか。

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 ギリギリ駐車し、我々も並ぶ。
 腹をすかせたバイカー集団が次々駆けこんできて、列の長さ、厳めしさもどんどんアップ。
 獲物を待ち構える血に飢えた獣たちのような列のさなかにあって、我々もちょっとこれまでの冒険の会話をしてみたり、ワイルドさを演出してみました。
 すると、この列が発するあまりの殺気に近所で火事が発生したらしく(?)、うーかんかん、うーかんかん、旧型の消防自動車が走り抜け、その後をなんか変な軽がすごいスピードで追従、
 「なんだあれ?」 「あれ、何の役に立つんだ……?」
 と、一同が首をひねっていると、どうやら道を間違えたらしく、うーかんかん、と猛スピードで引き返してくるハプンニング。

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 しばらくののち、ドーン!
 敦賀・勝山あたりでソースカツ丼のソースに染まり続けた我々ですが、ここ「ひばり食堂」で何を食うかというと、このタイプのカツ丼ですよ!
 「杉の大杉」の巨大さになぞらえたかどうかは知りませんが、カツ丼はノーマルでこの大きさ。すげえ。
 しかし、ハングリー精神の権化と化した我々は、臆することなく食らいつきます。
 たまんなくうめえな、と顔を上げると、いっしょに並んでいた現地の屈強な男たちは、
 「カツ丼大盛とラーメン」 「……を、3こ」
 とかいう注文を普通にして普通に食らっているし、この辺りはこうでなきゃ生きて行けないんでしょう(極端)。
 
 もぐもぐ……。
 Q: なぜ「ひばり食堂」ですか?
 A: 美空ひばりサンが世に出る以前、杉の大杉を参拝し、この杉のように大きな歌手になれますようにと願掛けをした故事から。
    杉の大杉の向こうには、うっかり近づくとひばりサンの曲が流れだす碑などもあって、我々は行きませんでしたが、代わりに今ここでカツ丼をむさぼり食っているというワケ。

 もちろん、余すところなく完食、うまいカツ丼でした……。
 おやじさんの生産能力が2巡目から急に落ちてくるため、並ぶのは必至ですが、「杉の大杉 → カツ丼」の確固たるルーティンが我々の中で構築されたのは言うまでもありません。

 腹くちくなると目の皮たるむ……と言いまして、じゃあちょっとおひるね……
 ではなく、ここからアクセル踏んでスパルタンに次の探訪に突き進みます!
 誰だそんな予定立てたのは!


(つづきます)

2コメント

to-fu  

いいですねえ、早朝の散歩。
酒を飲みすぎたこともあって部屋でひたすらゴロゴロ転がってましたよ 笑
そしてひばり食堂。やはり旅にはストイックな男メシですねえ。
存分に食って存分に動く。あれだけ飲み食いしても何故か体重が減っているのが巨樹旅行の恐ろしいところです。

2019/08/21 (Wed) 10:54 | EDIT | REPLY |   
狛

狛  

to-fuさん>
小学生か! という感じで、わくわくして早く起きちゃいましたよ。
それでもやっぱり前日の冒険が効いて睡眠の質がよかったのか、すぐに動き出せたので、じっとしてられなくなりました。
ひばり食堂はまさに男メシですね。
ヨーロッパ軒は女性やご家族でもと思いますが、ひばり食堂はほんといかつい。
しかし、久しぶりに卵のカツ丼で好みなの食ったなという印象でした。
夢中で食べてしまいましたが……そう、僕も太りませんでしたね。
というか、やっぱり始終お腹空かせてたような記憶が……笑

2019/08/21 (Wed) 21:33 | EDIT | REPLY |   

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