四国巨樹探訪旅 高知市に到達

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K-1 mark2 / HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR

 重梅雨からの逆噴射めいた猛暑に2、3日でもう負けつつありますが、皆様いかがお過ごしですか。

 濃密すぎる徳島県巨樹紀行は、思い返してもとても1日の出来事とは思えず、自分でも何がなんだかよくわかりませんが……(狐に化かされたのか? いや、四国なら狸であろう)

 と、気がついたら、はるか遠い遠い地、高知市にいました。

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 なかなか説明が難しかろうところがあるので、地図をどうぞ!
 美馬市から出発した我々の巨樹探訪の旅路は、つるぎ町の奥地へ南下、カルチャー・ショックに打たれて逃げ戻り、その勢いで徳島を横断しました(超要約)。

 グーグルマップさんでは、この距離・時間で出ていますが、実際にはこうは行きませんよねえ。
 それが四国。

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 あまりにも存在感が桁違いすぎて撮影者をダメにしてしまう大巨樹「加茂の大クス」の前に、念願かなって立つことができました。
 ものすごく貴重な国指定の特別天然記念物。要するに国宝も同然。
 こういう偉大な存在を訪ねる際には、ルートとともにテンション管理も意識すべきで……何を小難しいことを言ってるんだ? と思われそうですが、特天で受けたエモーションのままに訪ねて来られる他の巨樹さんたちの立場になってみろよ、たまったもんじゃねえぜ、ってことです。

 そういう感じです。
 徳島の西の端っこを超え、高知自動車道まで高速道を走る。そこからは一番下(南)まで延々南下。
 朝7時から素晴らしい巨樹を8箇所も探訪し、秘境的光景ばかりを見て、ちょっと感覚もおかしくなっています。もちろん疲労感もある。
 ここはもうフォレスターが有するコバンザメ走法(アイサイトによるツーリング・アシスト)に頼るのがいちばん……最近、日産がエイチャンをスカイラインに乗せて調子こいてますが、あれしきの機能、スバルには3年前からついてるんですよ
 ……などと嫌な感じに理屈っぽくなるのも疲れている証拠です。
 こういう状況ですから、この2時間強の走行、同乗のお二人のナイス・トークがほんとうに有難かったです。
 何を話したのかは全く覚えていません。

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 17時にならんかという頃合い、ぱっと視界に街並みが飛び込んできました。
 5月なのに17時でこんなに明るいというのは、やっぱり緯度経度の差異を実感するほど遠くに来たのだ、と達成感を感じた記憶があります。

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 高知市はみるからに南国です。
 関東、南房総あたりもけっこうなものですが、やはりこちらの方が南国具合に気合が入っている。
 あー、路面電車もいい風情ですねえ。
 ろめんでんしゃだ! ろめんでんしゃだ! ロメインレタスだ!

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 ヤシやシュロやソテツが当たり前のように繁茂しています。
 陽はきわめてまぶしく、ドラレコの映像もメルヘンな感じになっていましたが、なんとなく、個人的な高知市のイメージには合っているなあと思いますね。

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 さてはて、我々もこの道のベテランになりつつありますから、街中にあっても、それなりの立ち振る舞いというものをしなければならない。
 ということで、本日の宿泊には、高知でナンバーワンのホテルを予約してあります。
 よし、ここだな。そう書いてある。
 たどり着いたぞ!

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 そしたら、お車は別のところです、ってんで、すぐさま立体駐車場に送り込まれました。
 時には快適な宿になってくれて、ハードな道のりを散々一緒にこなしてきたマイ・カーですから、ここでいっちょ「フォレちゃんは車じゃない! 家族です!」とサイコっぽくキレるのもいいかと思いましたが、そうなると人間(3名)までナンバーワンのホテルに泊まれなくなってしまうので、やめておきました。

 ……それはともかくとして、いざこうして格納し、車から離れてみると、久々に文明社会に降りてきたというような感じがしました。
 まあ、途中からは街中も走りましたが、数々の個性豊かすぎる巨樹に打たれ、つるぎ町のような秘境を味わったことが、感覚を大きく揺さぶっていたのだろうと思います。
 この経験を通して人間が少し大きくなったような気さえしますが、バックパックを複数個ずつかついで、ワイルドバンチのあのシーンみてえに悠々と歩く屈強な男の中にありながら、僕が考えていたのは、
 (おふろにはいりたいなあ……)
 という、しずかちゃんみたいなことでした。

 荷物を部屋に置いたら、すぐさま高知市内に繰り出します。
 この夜のミーティングも、今回の大きな目的なのです。
 巨樹を撮る者として、カメラや写真や旅が好きな同士として、なかなか得難い語りあいの場が得られるはずです。
 まあ、なんだ、スゲースゲーヤベーで終わるかもしれませんけど、それはそれで、ってことで……。

(つづきます)

2コメント

to-fu  

ナンバーワンのお風呂は実にナンバーワン的でしたね。気に入りました。
部屋はまあどちらかと言えばワースt…いえ、何でもありません。
今回は時間的にも体力的にもあれがベストな行程だったと思いますが、
高知の街並みはいずれまたゆっくり歩き回ってみたいですね。
久しぶりに写欲を刺激される街並みでした。

2019/08/03 (Sat) 09:59 | EDIT | REPLY |   

狛  

to-fuさん>
お風呂は確かにナンバーワンだったかもしれませんね。
朝入って、高知市の町並みを見渡したのは気分爽快でした。
部屋は……まあ、よく覚えてないな。笑

写真を編集しながら眺めていて、高知市はまた歩いてみたいなあと思いますね。
ここに2、3日いるのもいいんじゃないかと。
光がなんとも南国の光ですよね。
それでもって、いかにも手ごわそうな高知の巨樹も、もっと追及してみたいですね~。

2019/08/04 (Sun) 09:44 | EDIT | REPLY |   

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