西日本長距離車旅 北九州に到着

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VANTRUE X1 / Drive Recorder / iPhone7

 どうごありがとう。
 下船の際には、こう言おうと決めていた。

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 9日は丸々船内暮らしをしていました。たいくつです。
 昼間からほら穴式ベッドにこもっていても腐るだけなので、ずっとラウンジにおりました。
 この、窓の外に海しか見えないっての、すごいよなあと思いますが、慣れてくるもんですね。
 慣れたら、飽きると。

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 運動しようにもできるところが甲板しかなく、しかもちょっと仕事もしようかと思ってMacを持ち込んでいるので、荷物重いし。
 ほら穴式寝床に置いておくわけにはいかないので、船内を移動するにも、あほっぽいヤドカリみたいに背負って行かにゃならない。その姿で運動もないもんだ。

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 仕方ないから、作業と読書、これからの無謀な車旅の計画に日を費やす。
 もちろん海の上なので、よほど陸地が近くない限りは、各種電波も圏外です。
 おっと、忘れてはいけないのが、前の仕事でお世話になった方々にお礼の葉書を書くことでした。
 心を込めて書いたら、20枚で3時間半もかかってしまった……それを、九州についたらポストに入れる、届いた人はきっと消印に疑問を抱くでしょうが。

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 外はいい天気で、徳島に寄港した際には暑いくらいでした。
 やはりフェリーターミナルというところは殺風景で、ましてや徳島港は、どでかい木材運搬船がいただけでした。
 たとえできたとしても、おべんとうの一個も買えなさそうでしたので、下船せず。
 こういう無為な一日を過ごしていると、豪華客船の旅ってそんなに楽しいのか知らん? なんて思ってしまいますが、アレは全く別物なんでしょうよね。興味ないですが。
 ともかく、楽しみはもうお風呂しか無くなってしまいました。
 もはや僕の中では、カーフェリーってったらお風呂だろ! みたいなもんですけど、悪いかよ。

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 瀬戸内を走りながら、刻々と沈む眩しい夕陽を眺めつつ入るお風呂ってのは、やはりなかなか名湯だと思いましたよ。
 船が揺れるたび、うわー右、うわー左、って行ったり来たりする。
 窓から見下ろせば、自分が浸かってるのとはまた別の、ものすごい量の液体……つまり海。
 ここでしか入れないお風呂であるのには間違いありません。

 手荷物がこれ以上大型化してはならないと、一眼レフを車に置いて来たので、写真は全てiPhoneで撮りました。
 暇を持て余して事あるごとに写真を撮っている人もいましたが、興味を引かれたのは、撮らずに双眼鏡で見ている人たちが複数人いた事。
 見えれば、撮れなくたって満足。
 なんかそういうのも、成果主義から脱した一回り大人な感じのように思えて、なかなかいいなあと思いました。
 自分には我慢できなさそうですが。

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 そういう感じの船内泊を経て、晴れて早朝、北九州市は新門司港に到着しました。
 どうごありがとう。
 ちなみに、野菜しか食わないといったのは、うそです。
 というか、船内で野菜売ってるかよ! ……というキレ方だけではなく、再びお風呂で同じ体重計に乗ったら、これ、あれですね、船が揺れるたび、5〜10キロも変わって見えちゃう。結局どれが本当の体重かわからずじまいでした。
 だがまあ、いいお歳だし、これからハードな旅路なので、食い物には毎食気をつけようと思いました。
 自己管理は大事で、難しい。
 旅と人生を重ねてしまうゆえんでありましょう。

 さて九州です!
 夜明けとともに、まずは本州に背を向け、さらに西へと走ります。

(続く)

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