追悼の夜

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LX / CZ Ultron 50mmf1.8 / Presto1600

 夜の東京でパシパシ撮ってたら、ダイドー的ななんかが撮れたみたい。

 追悼。
 11月30日朝、妖怪漫画家の水木しげる先生が亡くなった。
 もう90超えてたから、遅からずそういうニュースが来るとは思っていたけど、久しぶりにショックを受けた身内以外の死の知らせだった。

 水木サンがいなかったら、確実に今の僕は無かったろうな。
 ゲゲゲの鬼太郎のアニメは何度も人気を博したけど、僕はそこから(小中のうちに)ダークな方の水木ワールドにも踏み込んでしまい、むしろそっちが好きになってしまった。今でもたくさん本を持っていて、何度でも飽きずに読んでいる(反面、戦争ものは重すぎるところがあって読み進められなかったことを告白します……)。

 水木サンの漫画は狂気的と言える点描や描き込みがある一方で、アクションなんかはいい加減で、しまいにゃ文章で決着つけちゃうとか、いやまあ、そういうところも好きなんだけど、台詞やスクリプトのセンス、独特の間には天性の冴えを感じて唸ってしまいます。
 暴力的だったり下品だったりする反面、妙にリアルで真理を突いてくるところがあって……ただの漫画じゃなかったんだよな、特に僕なんかにとっては。

 激戦のラバウルから片手を失って帰って来てからの、長い長い漫画家人生……お疲れさまでした。
 あなたの漫画は、これからもそれこそ永遠に読み継がれていくこと間違いないと思ってます。
 色々すごい作品を、たくさん、ありがとう先生。
 安らかに。

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