巨樹を訪ねる 稲田諏訪神社の大ケヤキ

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DP2 Merrill / 30mmf2.8

 佐渡へ行った帰り道は、下道を使って新潟県を下って行くことにし、途中で数カ所の巨樹を訪ねてみる計画としました。
 上越市のテキトーな宿(真実テキトーな宿だった……)で一泊し、朝走り始めてさほど行かない街中でさっそく出会ったのがこの諏訪神社のケヤキでした。

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 通りから参道を一本入った神社、隣は小学校でした。
 ここまで縦横によく走って来たフィット号と。
 でも、今日もまだどんどん行きますけども。

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 街中ですが、神社境内には良く育った杉の樹に加え、左手には樅(モミ)の大木もあります。
 これもなかなか見応えがありますが……もう、奥に明らかに大きさが違う樹が見えています(←この辺の流れが定型化しつつある巨樹訪問)。

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 神社の石畳を押しのけてしまっている巨大な根。
 根も幹も想像以上にでかい! もはや全体像が一度に視界に入らなくなります。
 杉に負けず欅も巨樹の代表格のような樹種ですが、ひたすらまっすぐな杉にはストイックさを感じる一方、大きく腕を広げるかのような欅には雄大さを感じます。

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 固い欅の幹には、独特な文様のような模様が浮かんで見えます。
 サルノコシカケ類のキノコが着生していますが、解説文によると、特に高齢の樹木にはあまり良くないもののようです。
 大枝の一本も折れてしまったようです。

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 しかし、地域の方が大切にしている甲斐があってか、枝葉の緑は健康的な色をして茂っていました。
 欅は秋の色もまた綺麗な樹種、そんな姿も見てみたいものだと思いました。

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 ほとんど小学校の敷地内まで引いて、やっと全体像を撮ることができました。
 堂々たる佇まいです。

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 解説文。
 樹そのものや、よく清掃された周辺環境を見ているだけでも、地域のシンボルとしてとても大切にされていることがよくわかります。
 縄文杉のような孤高の存在としての巨樹ももちろん尊いものですが、こうして地域と人々、その歴史とともに在り続ける樹こそ、これから未来の日本にとって大切な存在となるのではないでしょうか。 
 親鸞上人が植えてってくれたなんて、ちょっとロマンでもありますね。

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「稲田諏訪神社のケヤキ」
新潟県上越市 諏訪神社
樹齢:800年
樹種:ケヤキ
樹高:25メートル
幹周:9.3メートル

2コメント

ぴよ社長  

ケヤキの木って800年も生きるのですね。
4枚目の根本の力強さにびっくりしました。
仙台のケヤキ並木、こんなに大きくなるかしら。
親鸞聖人お手植え、御利益がありそうです。

2015/09/28 (Mon) 07:53 | EDIT | REPLY |   

狛  

ぴよ社長さん>
こんにちは。
そういえば、街路樹にけやきってのはよく見られる光景ですよね。
うまくいけば、あれもみんなこんなに大きくなったり……なんて、考えると、ものすごい光景ですね。
でももしかすると、我々が見ることができないくらいの未来、仙台ではそんな風景があったりして。
その時にも、このけやきには元気でいてほしいものです。

2015/09/29 (Tue) 06:56 | EDIT | REPLY |   

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