雨の日に

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LX / smc-m 50mmf1.7 / HP5+ 400

 雷なんか鳴って、ざあっと降って来た夕暮れ。
 50日に一度くらいのレベルで早く帰って来たので、自分でこさえた適当晩飯を食いながら、雨の音を聞く。
 こういうのも良いもんだ……と、隣家のドアがバタンと開いて、のち、阿鼻叫喚。
「ぎゃああ! もうしません!!」
 って、来年小学生くらいの小倅が、今日もまた悪さをしたのだろう、お前みたいな子は要らんとばかし、外に出されて戸を閉められた模様。
「ごめ、ごめんなさあああい!」
 此処へ越して来てから3回くらいこの声を聞いているが、夜間家の外に出されるのがよほど怖いらしく、どこか入れるところは無いかと駆けずり回り、戸を叩きまくり、泣きじゃくる。
 そんなに怖いもんか、すぐ隣では自分が窓を開けて明るい部屋でめしを食っているというのに。
 まあ……心当たりが無いわけではない、自分もあれっくらいの頃はよく外に出されたし、物置に閉じ込められたし。
 今ではおいしいもの屋さんをやっている弟はもっと悪い、ほんとうに悪いことをよくしたので、自分にも増して、ボイラー室に閉じ込められたし(おかげで竃馬がトラウマになった)、数百メートル先の廃れ神社のある裏山に捨てられに行ったりもした……あの晩は満月だった……。
 みんな、昔は暗闇が怖かったんだ。 

2コメント

RYO-JI  

うんうん、小さい頃は私も暗闇に放り出されましたねぇ。
かなり怖かったんですが、すぐに同じ過ちをおかしてしまうという(笑)。
あとこの写真の犬?メスライオン?が怖いです。

2015/06/23 (Tue) 21:37 | EDIT | REPLY |   

狛  

RYO-JIさん>
昔話でした。
確かに何度もやられた記憶がありますね。
あれくらい懲りない、諦めない冒険心とチャレンジ精神を、今でも持っているかと問われれば……。
ライオンさんは実際優しい目をしていますが、なんか変な緑色です。

2015/06/24 (Wed) 22:48 | EDIT | REPLY |   

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