巨樹を訪ねる 長谷寺の三本杉

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 高野槙の巨木を右手に、息を切らせて石段を登っていくと、さて、再び首を傾げることになります。
 ええと、さっきからずっと、あの杉の樹と本堂の遠近感がおかしいんだけど?

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 杉というのは確かに大きく高く育ちますが、一般的な大きさの杉の樹を見慣れていると、ちょっと違和感を覚えるかのような大きさの杉が三本も、石段を登りきったところ、決して広くない場所に直立しています。
 立派な長谷寺の本堂が小さく見えるくらい、でかい。
 本堂よりむしろこの杉の巨樹に興奮して、思わず駆け寄ってしまいました。

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 まさに直立不動。
 しかし近づいて触れてみると、樹皮は柔らかく、暖かい感じすらしました。
 三本とも同じくらいの太さ、高さであるので、おそらく兄弟のような間柄なのでしょう。
 千年にもなろうという時間、ともにここで成長してきたのです。 

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 喜んでいる狛を、スケールがわりにお使いください。
 写真を見ていて気付きましたが、杉に絡み付いている藤(?)の大きさもなかなかなものですね。
 県指定の天然記念物ということですが、この先1000年も、三本そろって仲良く長谷寺を守って行ってほしいものです。
 

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「長谷寺の三本杉」
新潟県佐渡市 長谷寺
樹齢:1000年
樹種:スギ
樹高:50メートル
幹周:6.4メートル

4コメント

ぴよ社長  

これはスケール変わりの狛さんがいないと
ほんとにわからない大きさ!
1000年ですか・・・
ためいきがでます。

そして狛さん、やさしそうな青年ですね。

2015/06/19 (Fri) 07:47 | EDIT | REPLY |   

RYO-JI  

こんな大杉が3本も並んでるんですか!
千年もの間ずっとそこに鎮座しているんですよねぇ。
狛さんがちっぽけな存在(失礼)に見えるくらいのスケールでびっくりです。

2015/06/19 (Fri) 21:16 | EDIT | REPLY |   

狛  

ぴよ社長さん>
写真には撮るのですが、巨樹の大きさとか迫力をなかなか伝えきれず、もどかしいと思っていたので、タバコ箱かわりに自分を置いて、おむさーんに撮ってもらいました(笑)。

1000年、10世紀ですよ。
それだけの間、生きることをやめずに育ち続けるというのは、そう、人間なんかからすればため息しか出ませんね……。

かっこ良く写真に写るにはどうしたらいいのか、今もってわかりません。
あほづらばっかりで、困ってしまいます(苦笑)。

2015/06/20 (Sat) 06:58 | EDIT | REPLY |   

狛  

RYO-JIさん>
けっこう近くに並んで、狭そうな気もするんですが、そうやってここまで大きくなってしまった……仲良いようですね(笑)。
3本の大きさを考えると、もとはそんなに狭くもなかったのかもしれませんね。

何かにびくともしないというところを、ひとつでも自分は持っているのか?
実際、こういう巨大な存在のもとでは、ちっぽけな存在だよなあと思わずにはいられません。


2015/06/20 (Sat) 07:08 | EDIT | REPLY |   

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