巨樹を訪ねる 新穂大野の大イチョウ

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 はるばる初夏の佐渡島を訪れた我々ですが、自然豊かなこの土地を踏むと、それこそ立派な巨樹がない方がおかしいと感じます。
 清水寺は参道から裏山まで、とても立派な杉の木立に囲まれていますが、その門のすぐ目の前、農家らしいお宅の横に、単独で佇む巨大な銀杏の樹がありました。
 まるで清水寺の杉たちと、一本きりで対峙しているかのよう。
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 遠くから見てなお目立つような一本銀杏、すぐに目を奪われ、あの樹明らかにでかいよなあ、と近づいて行ってみると「新穂大野の大イチョウ」と書かれた案内板が目に入ります。
 天然記念物指定を受けている樹とのこと。
 お宅の庭に植わっているように見えるので、そばまでは行けないと思いきや、ちゃんと横道が作ってありました。

 目の前で見てみると、やはり相当な巨樹です。
 銀杏の樹は長生きなようで、我が地元にも大きく育っているものが何本か思い浮かびます。
 そのうちそれらも取り上げられたらと思いますが……こんなに大きい樹はないな、やっぱり。

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 銀杏はインド原産なので、温暖な地域の方が性に合っているのかもしれません。
 雪の積もるであろう佐渡で、文字通り根強く生きてきた1000年というのは、樹にとってどういう歳月だったのでしょう。
 
 と同時に、この規模の銀杏になると、よく聞くのが安産とか子宝とかの願掛け。
 銀杏の気根が乳房に似ているのでそうなるのですが……この樹は雄の樹ですって(笑)。
 「豊満な気根が」なんて説明文に書かれて、人間だったらちょっと複雑な気分でしょうね。
 女性からモテるからいいのかな(笑)。

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 解説文。
 確かに、この無数の枝についた葉が一斉に黄色く染まったら、さぞかし壮観でしょうね。
 その時期にも見に来てみたいものですが、佐渡の冬の到来は早そうです。

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「新穂大野の大イチョウ」
新潟県佐渡市 清水寺
樹齢:1000年
樹種:イチョウ(雄株)
樹高:29.5メートル
幹周:8.2メートル

4コメント

RYO-JI  

二話連続の巨樹ネタで大興奮です(笑)。

2015/06/10 (Wed) 21:57 | EDIT | REPLY |   

ぴよ社長  

すごい・・・となりの小屋よりも太く見えます。1000年ってすごいですね。

2015/06/11 (Thu) 07:45 | EDIT | REPLY |   

狛  

RYO-JIさん>
でしょう?(笑)
佐渡及び新潟は巨樹巡りの聖地ではなかろうかと思うのですよ。
でかい樹には色々出会いましたので、おたのしみに(笑)。

2015/06/12 (Fri) 22:08 | EDIT | REPLY |   

狛  

ぴよ社長さん>
こういう樹をどう撮ればいいのか戸惑ってしまうのですが、それくらい想像を超越しているということだと思います。
尊いことです。

2015/06/12 (Fri) 22:11 | EDIT | REPLY |   

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