そういう写真はないんですけれども

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LX / super Takumar 35mmf3.5 / Presto400

車の通勤路が、途中まで高校時代の通学路だったりするので、学生を見かけると懐かしいなあとも思うのですが。
例えば、女子高生が、雨の夕暮れに、1キロ以上もある橋を傘も差さずに歩いて渡っていたり、自動精米所の小屋で雨宿りしていたりするのを見かけた時、果たしてどう言葉をかけたら、自分の車に乗せて家まで送り届けることができるだろうか? と考えてみることにします。

これは大変に高度な思考ゲームだと思うのです。
もちろん「僕には下心0%で親切心しかないです」という前提を置きますが、実際問題として、相手からすればこんなのは0%だろうと100%だろうとさほど変わらないでしょう。
それくらい困難なミッションです。
下手をすると声をかけた瞬間にスマートフォンで通報されるかもしれず、それで、「送ってあげるけど、乗らないよね?」と訊く、という、意味不明な切り出し方を発明しましたが、これでは消極的すぎて答を得た気になりません。

後部座席にうちのおばあさん辺りが乗ってて、とかいう状況ならあるいは成功するでしょうが、僕が女子高生だったと仮定すると、テキサス・チェーンソウあたりの、「一家揃って殺人鬼」みたいな設定をどうしても思い出してしまうので、これでも不可である可能性が十分すぎるほどあります。

知らない人に親切にするのって難しい。
というか、とてもめんどくさい。
そういうわけで今晩も、ワイパーの間にいくつかの人影を見ながら、無視するかのように走り去る、そんな帰り道です。


……考えてみたら、そういう女子高生の方こそ殺人鬼かもしれないじゃないですか。
走り出した瞬間にいきなり肉切り包丁で首ぶった斬られたりしたら、たまらないです。
あるいは、後部座席に乗せてやったら、学生カバンと太腿の間に刃こぼれしまくった鉈みたいなのを隠してるのをバックミラー越しに見ちゃって、セルフでガソリン入れるふりをして下車させてその間に逃走、ということになっても、その後しばらくは祟られることになるでしょう。
おお怖い。

2コメント

ラサ  

なんか分かりますその気持ち。
傘も差さずに歩いている人がいると、
「ちょっとそこまで入ります?」と言いたくなります。
でも余計なお世話かもしれないし。。。とかエンドレス思考(笑)
特に男性側は悩むでしょうね~。
狛さんのシチュエーションの場合、
やっぱり「大丈夫?乗ってく?もしよかったら。」
「えっ大丈夫です」「あそ」という感じでさらって言うのがベストなんですかね~
もしくはガテンなノリで「よう、乗ってくかー?」とか(笑)
話しかけられた方は、やっぱり断るかもしれないけれど、
心がほっこりすると思います。

後半のホラー並みのお話は、エンドレス思考の極みですね(笑)
でもこのご時世、何が起こるか分かりませんもんね・・・
おお怖い(笑)

2013/08/07 (Wed) 22:27 | EDIT | REPLY |   

狛  

ラサさん>
こんばんは。
僕もよくよく考え込んでしまう方なので、通りすぎてなお、「今の判断で正しかったろうか?」と悩んでしまいます。
車と人という関係は、東京では味わっていなかったものだし、余計かもしれません。
「大丈夫?」とまず訊くのはいいですね。
心配してるんだよ、というのだけでも相手に伝わればいいですもんね

今度いつか一度試してみますかね……渋滞してないときに。

車にまつわるアーバンテラーは多いですからね、こういうネタに発展しやすいというか。
車をタクシーやエレベーターとかに置き換えると、都心部バージョンになるかもしれないですけどね。
実際、これとは違うんですが、この前おかしな車がいましてね……おっと、これはまた別の時書きましょう。
おお怖い。

2013/08/09 (Fri) 00:08 | EDIT | REPLY |   

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