スタッドレスは北国への通行証
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北海道は、ちょっと休憩。
今年もお座敷犬にカバーがかかる季節になってきましたね。
冬はやだ、犬と一緒におこたで寝てよう……なんて怠惰なことを言ってるとなまはげに丸かじりにされるので、スタッドレスタイヤを購入、装着してきましたよ。
貧乏なのに頑張っています。
国産、新品。あーいい響きだ。
雪が降らない地域なんだから買わんでも良いとか、安い第三国産タイヤで良かろうとか、そういうご意見もありますが。
去年の冬、よく考えたんですが、こちらの地域の何が問題かって、除雪能力が全くないことです。
年イチで雪が降っても、それがそのまま強烈なアイスバーンになってしまうのを見てる他何もできない。
あのくらいの雪で? って笑われますが、多分この状況下では雪国の人が走ったって事故ると思う(というか、走ろうとしないかも)。
雪国はいいよなあ、ちゃんと処理する手段があるんだもん。ある意味ではそうも言えます。
それはともかく、自分の不備のせいで楽しみをおじゃんにしたくないし、人に迷惑をかけたくないですよね。
よりによって仕事や用事はそういう日に移動を強要するし……。
ということで、ダンロップのWINTER MAXX 02 にしました。
「モチ・ロン・ギュ」とか、かっこいい福山サンがCMやってるやつですね。
このタイヤの特筆すべき点は、SUV用のサイズが豊富にあること、そして耐摩耗性能の向上、長寿命。
(モチは餅つきのモチではなく、長持ちのモチ。ロンは麻雀用語ではなく、ロングライフのロン。ギュは……なんだ? 牛肉?)
ホイールはあまり高くないのを選びました所、見本写真と異なってエンブレムが付いてきてやなので、後で黒く塗装しよう。
帰り道、好きなお店である鉾田の「グリルあらの」に久しぶりに寄り、カツカレーを食う。
相変わらずうまい。
懐かしいタイプの甘口カレーなんですが、スパイスがちゃんと使ってあって、後からじわっと辛くなってくる。
かつも非常に丁寧に作ってる感じで、豚肉がうまいんだよなあ(いつもポークソテーと迷う。サラダの野菜も地元産でうまい)。
ここんちは洋食からラーメン、そばまであるけど、何食ってもうまいんです。
お店の人もすごく優しいし。
今日もほとんど満席。
WINTER MAXXは02になってから特にドライ路面での性能の高さをアピールするようになっており、つまりは我々のようなドライ民も損感なく使うことができるという。これは嬉しい。
実際、大洗からのルート51・イバラキ・ハイウェー(何それ)では80キロ以上で延々走り続けることを強要されるのですが、スタッドレスで走ってるような感じがあんまりしない。
フィットちゃんにつけてたトーヨーのスタッドレスはもっとブニブニベタベタした気がしましたが。
こいつはいい、高いだけはある。
外したタイヤを片付けます。
18インチは実際こうやって乗っかって遊ぶのにちょうどいい。いやっほう。
(このあと、手やズボンが黒くなる)
このブリヂストンのデューラーももう48000キロ乗ったし、次どんなタイヤにすべきかお店の人に聞きました。
1年半で48000キロというのはタイヤ屋さん的にも「乗りますねえ」というなかなかの数字のようですが、一気に距離乗る人の方が、街でちまちまブレーキ踏んでを繰り返す日常よりもタイヤがもつのだそう。
なので、もう少し大丈夫そうです。
デューラーもとても良いタイヤです。静かだし、それなりにタフでどこでも走れる。燃費も良くなる。
オフロードに向くオールテレーンにしようと思ってましたが、聞けば、やはり高速安定性に欠けるし、長距離乗ると疲れるようです。
そうなんだよなあ。荒地を走るって言っても、その前に数百キロ道路を走らねばなりませんからねえ。
まあ、じゃあ、次のタイヤもデューラーのシリーズにしましょうか。
せっかくなので、ホイールの内側とか、いつもは洗えないところを洗うことに。
しっかし重い。20キロはあるんじゃないか。
父も「こうして見るとでっけえなあ」と言ってましたが、あんたの車は19インチでしょうよ。
なんというか、車が好きな家族ですが、経済的困難からスタッドレスは1台のみ。やっぱり雪降らねえし。
いざという時には出動を要請されるという条件付きで数万円ばかりカンパしてもらい、02にランクアップしました。笑
さあて、小一時間干したら物置に片付けよう。
婆やは物置は自分の物件だと思ってるらしいので多分喧嘩になるが、プーチンばりの実効支配だ(そういうのは良くない)。
犬はその頃、なんかビニール袋に入って恍惚としていた。